2014年3月25日火曜日

味スタ前桜並木定点観測140325 開花!? 朝はまだでしたが… 開花宣言をありがたがるのは、大本営発表と変わりなし

東京では、3月25日に桜の開花宣言がありました。

近年は、マスコミ各社が靖国神社の標本木に集まって、
開花宣言を待つというのが一般的なニュースの絵になっています。

気象庁としての桜の開花の定義は、
各地の標本木(東京は靖国神社内)で5~6輪咲いているのを確認したときが
開花ということになります。

これは、気象データとしての記録をつけているので
当然のことでしょう。


私が違和感を感じるのは、
マスコミ各社が、気象庁の開花宣言をありがたがって
発表日にニュースとして「開花しました」という部分です。

マスコミ各社には、たくさんの記者と機材があります。
当然、自ら取材し、桜の木を撮影すれば
咲いているかどうかわかることです。

仮に気象庁の指定する標本木を基準にするにしても
自らの取材結果を伝えればいいはずですが、
気象庁が出す「開花宣言」をありがたがってニュースにします。
各社ともおかしいと思わず、おめでたいニュースにしているのが不思議です。

気象庁が宣言しなければ、桜の花が咲いたという
事実すら報道できないのでしょうか。

例えば
「きょう、東京で桜の開花が確認できました」
「気象庁が標本木としている桜の木に5輪以上花が咲きました。
東京も桜の開花ということになりました」
「東京でも桜が開花しました。気象庁からも開花宣言が出ました」
と、自らの取材結果をそのまま伝えるほうが自然です。


私が撮影している味の素スタジアム西、スタジアム通りの木は、
3月25日の午前7時30分頃は、開花していませんでした。




できれば、FC東京のホームゲームの4月6日に満開だとうれしいので
あまり早く咲かないでいてほしいという思いもあります。


スタジアム通りの中で、いちばん日当たりがよさそうな気は、
開花寸前のつぼみもありました。

おそらく、25日の午後には咲いていると思われます。



これだけ暖かくなってきたのですが、調布飛行場そばの
武蔵野の森公園の鴨たちは、まだ、ここにいました。
そろそろ飛び立つはずですが…




ソメイヨシノの開花、満開まではもう少し時間がかかりそうですが、
3月中旬から下旬にかけて咲くオオカンザクラ(大寒桜)は満開です。
色は、こちらのほうが濃いですね。
このほうが好きという方もいると思います。



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