2014年2月27日木曜日

PM2.5について少しだけ調べてみた 140227


PM2.5の濃度が全国的に高まっているというニュースがあったので、きょう(2月27日)は、外出を控え、部屋で写真や映像の整理をすることにしました。
雨だからというのもありますが…


テレビのニュースでよく見るPM2.5は、
とても危険で体にものすごい悪影響を与えそうなイメージがするのですが、
実際にはどんなものなのか、環境省のサイトを閲覧して調べてみました。


おもに環境省のサイト http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html に書かれていることを参考にしています。


その中で自分の出した結論は、
多少気をつけないといけないけれど、今の居住地(多摩地区)では
さほど神経質にならなくてもいいということに至りました。
※健康状態はそれぞれ違うので、人によって影響は違います。
 また、今後の状況の変化でかなり気をつけるようにすることもあります。


今さら解説するまでもなく、PM2.5とは、微小粒子状物質といい、
空気中に浮遊(普通にただよっている)する小さな粒子のうち、その大きさが
2.5μm(マイクロメートル)以下のとても小さな粒子のことだそうです。

これが肺の奥深くまで入り、呼吸器系や循環器系の機能低下などの影響を及ぼすといわれています。

PM2.5の成分には、 炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などが含まれるそうです。
また、さまざまな粒径のものが含まれており、地域や季節、気象条件などによって組成も変動します。

けっこういろんなものが空気中に含まれているんですね。


PM2.5は、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)などのガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがあるとのことです。

おもに中国大陸からやってくるようなイメージがありましたが、
国内でも発生しているとのことです。
※日本は、環境対策が進んでいるため、大量に発生しているわけではありません。


国内の自動車や工場、焼却炉などから出ている程度の発生量なら、
交通の要所かつ工場が集中しているなど一部地域を除けば、
大きな影響はなかったはずが、日本の環境に関する規制などが及ばない
中国大陸からのおくりものが加わったおかげで健康に影響が出るかもしれない
という状況になってしまったようです。



くわしくは、環境省のサイトよくある質問のまとめ(PDF)をそれぞれご覧いただければと思います。


環境省のサイトによると
PM2.5の大気中の浮遊量が「健康に害を及ぼすかもしれないから気をつけて」
というレベル「注意喚起のための暫定的な指針」の数値は、1立方メートル(縦横高さ1メートルの空間)あたり70μm超となっています。
※粒子が70個というわけではありません。


この70μmという数値は、「PM2.5に係る環境基準の短期基準の日平均」(短期間での1日あたりの平均値)の2倍です。
年間平均で望ましいとされる数値は、1日あたり15μmだそうです。

実際に注意喚起をする数値は、
午前中の早めの段階で85μmを超えたとき。
午後からの活動に備えた場合は、80μmを超えたときだそうです。



テレビのニュースの印象では、西日本地区のほうがPM2.5の濃度が高いようです。
とはいえ、地区によって濃度は違いますので、各県や関連リンクが発表している数値を確認することをおすすめします。
本日(2014年2月27日)の東京は、正午の速報値で60μm以上70μm以下です。
沿岸部のほうが高い数値になっていますが、注意喚起というレベルではありません。

画像を引用させてもらいます。 ※大気汚染地図情報から



3年前に「放射能が怖い」と西日本に避難した東日本居住者もいたと聞いていますが、その方たちは、今度はどこに避難されるのでしょうか。


よくある質問の中から、私がおどろいたことは、たばこの煙のほうが、大気中のPM2.5の濃度の数倍から数十倍以上浮遊しているという点です。
上記リンクのよくある質問の中から抜粋です。

-ここから引用-

Q. PM2.5 と喫煙(たばこの煙)はどのような関係がありますか。
A. たばこの煙には多くの有害な微小な粒子が含まれており、全席喫煙の飲食店や喫煙室内
の PM2.5 濃度は数百 μg/m3 に及ぶこともあることが報告されています。


-引用終わり-


冒頭では、外出を控えるつもりでしたが、
自分で調べた中では、激しい運動をしなければ大きく影響はなさそうですので、
天気がよくなったら、外出しようと思います。


 

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